2012年9月20日木曜日

居住空間学なブルックリン/ Brooklyn Houses



             ブラウン家のキッチン。
             テーブルは、この建物の古い梁で作りました。

This is the kitchen of the home of Susan Boyle and Benton Brown. They built this beautiful, sustainable dwelling out of an old building with a long history, along with great help from their friends. The striking dining table is composed of beams reclaimed from the building's reconstruction.

This is one of the impressive homes we covered for the BRUTUS residential issue.


This is their company:  Big Sue             
(photo: Mika Yoshida)

 Brutusの<合本 居住空間学DELUXE>、到着。

 去年取材したブルックリンの5軒を
あらためて見てみると、
どこの住人も「お買い物をほとんどしない」人たちでしたねー。

 ジュエリーデザイナーのエイミーなんて、
家具や道具の殆どがもらう・拾う・
アーチスト仲間とバーターしたもの。
なのに(というか)カワイイ住まいというのに
舌を巻いてしまいます。

 拾ったりもらったり、リメイクしたりって
ここではみんな昔からやってるけど、
以前は汚れもそのままだったりして
良くいえばラフ、
つまりはバッチイ感じ。

 今はきれいに拭いて磨いて
とにかくクリーンになりました、
ニューヨークという街も、住まいも。

 古くて巨大な工場を仲間と大規模に改装したのは、
ほぼ自給自足のブラウン夫妻。
広い屋上で食物を栽培し、ハチミツを作る。
 昼間の電力はすべてソーラーパワー。
彼らの本業は、サステイナブルな建物を建てる
ビジネスなんです。

 家具や床は、この建物から出た古材のいわゆる「リクレイム」。
リノベとかリサイクルって言い方って
最近そういや聞かなくなりました。





2012年9月16日日曜日

マーサのブログに。MARTHA up close & personal


 ベッドフォードの自邸を取材した日のようすを
マーサ・スチュワートがブログで紹介してくれました。

     To our great surprise, Martha Stewart graciously posted an entry to her blog on our Casa BRUTUS visit:


        We totally appreciated all the tedious work and the heart that she and her people generously dedicated to this shooting. The weather was on our side as well; the day was as beautiful as could be.

        Outside Japan the magazine can be found at NY-area Japanese bookstores like Kinokuniya or Sanseido, and elsewhere in the US. 

        We hope everyone will enjoy our coverage of the exquisite lifestyle sense we got to know that day in Bedford, NY.


2012年9月13日木曜日

カーサ(・ブルータス)でマーサ(・スチュワート)


 いま発売中のカーサ・ブルータス10月号で、
マーサ・スチュワート+自宅の取材をしています。
「マーサ・スチュワート~?」って人も、
「誰それ?」って人も、見てみて下さいね。

 どんな人かというと…


 マーサは、カリスマ主婦にして稀代のビジネスウーマン。
昔からサタデー・ナイト・ライブでも
定番パロディにされてきた、いわゆる全米セレブです。

 今回の取材交渉は、ゼロからの飛び込み。
自社メディア以外に自邸は取材させない、
そんなポリシーを突きつけられましたが
長期間かけて口説き落とし、特別に
案内してもらいました。

 マンハッタン、ハンプトン、メイン州など
4か所にある家のうち、お邪魔したのは
NY州北部にある普通使いの家。
馬小屋でさえも、高級ホテル並みの規模&建築レベルで
何を見せられても、あっけに取られっぱなしでした。

 彼女自身は、ビックリするほど気さくな人物。
こちら↓はコナン・オブライエンの番組から。
ふつうに自分をネタにできる人です。

 アーティザナル青年たちの
 ゴッドマザー


 90年代、マーサのTV番組TVにかじりついて
レシピだとか、ハロウィン用飾り付けの裏ワザなどを
メモっていた若いママたち。
 その足元でハイハイしていた赤ん坊が大きくなったのが、
今ブルックリンあたりでアーティザナルな事をやっている
ヒゲ青年たちですね。

 つまり、彼らは
「仕事のできる女は、料理やクラフト、
おもてなしもバリバリこなさなきゃね」な時代に
子育てした女性達の、ジュニア世代。

 グルメチョコやビーフジャーキーを作ったり
屋上で養蜂ビジネス始めたりしてるのも、
TVから子守歌がわりに聞いていた
マーサの『刷り込み』がどこかにあるんです。

 塀の中に入られても、それをネタに
新たなファン層を獲得したり、
娘に暴露本を出版されても、それを逆手にとって
マーサブランド商品の売上げを伸ばしたり、と
とことん打たれ強い、マーサ。

 アメリカ国民って
たくましく、どこか過剰でしぶとい女性に
無条件でハートを掴まれるようなところがあります。

 豪邸で重宝されていた
 日本のモノたち


 さて、料理やデザイン、建築に園芸、掃除・洗濯、
ギフトにおもてなし、アートコレクション……と、
引き出しの多いマーサですが
今回はひとまず食・ガーデニング・片付けの3分野に絞り、
愛用の道具を紹介してもらっています。

 アメリカで古くから用いられるガラス瓶や
オーストラリアの高性能ジューサー、
見た目がまるでウエハースのような
フランス製キッチンスポンジに混じって
なんと、日本の亀の子だわしが
豪邸のあちこちで活躍していました。

 たわしだけではなく
剪定鋏や手鍬、包丁にお玉など
見ればマーサの愛用品の多くが、日本製のもの。

 もちろん、剪定鋏は岡垣だったり
たわし以外はどれも老舗の品ですが
日本人としては、子どもの頃、夏休みに
親戚の家で見かけたようなモノというイメージは
拭いきれません。

 なのに、ここにあると
ドメスティックな文脈が取り払われるからか
すぐれた機能性、そして用の美がまっすぐに伝わってきます。
亀の子だわしも、アノニマス・ビューティに(笑)。

 あらゆるレベルで巨大な
マーサ帝国のスケール感に圧倒され続けた一方で
身近すぎて、気にも留めていなかったモノたちが持つ
静かな底力に、今こそちゃんと目を向けなさい、
と言われたような、そんな取材でした。

ウェルカム・スナック。左はスタッフさんです。


2012年9月1日土曜日

Asian melons grown on my windowsill.


 去年の夏、コリアンスーパーで買ったまくわうり。

 とっておいた種を土に埋めて
植木鉢を窓辺に置いておいたら、
こんな実がなりました。